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どんな土壌も浄化できる栄養剤とは「分解微生物も分解微生物でないものも活性化させる」栄養剤です。
微生物学的には、栄養となる物質はその環境に優位に存在する微生物が摂取します(例・発酵食品(納豆:Bacillus subtilis))。よってその土地に分解菌が優位に存在しない限り、微生物による浄化は進みません。
分解菌以外の微生物が活性化し、増殖することで汚染土壌周辺の水質汚濁をおこすこともあります。
テーラーメイドバイオレメディエーションでは、その土地に存在する分解微生物を遺伝子工学的手法で調査し、その菌が活性化する栄養剤を注入します。
また、一般的なトレーサビリティ試験では、微生物学的な調査をほとんど行わずに汚染物質の量が減少する事を見て栄養剤の注入条件設定を行っています。この試験工程の問題点は、その土地に存在する微生物を全くコントロールしないということです。
弊社のトレーサビリティ試験では、分解微生物の種類を特定し、その微生物に適した栄養剤を選択してから開始します。さらに土壌・地下水解析データも考慮し、実工事における適切な栄養剤の種類・濃度および注入量の設定を行い、微生物をコントロールして浄化を行います。
実工事中では、一般的には汚染物質量のみをモニタリングしますが、弊社技術では分解微生物もモニタリングし、適切な浄化条件を保って浄化を行います。